エステティシャンの活躍の場

3.美容クリニック × エステティック

 近年、エステティシャンの活躍の場も広がってきており、従来のエステティックサロン以外でも様々な場所でエステティックサービスが提供され、社会に役立っています。その中でも近年注目が集まってきている場所で、「どのようにエステティックが提供されているか」のお話を聞いてきました。

福田実加子さん

美容家として20年以上、“内側と外側の両面から人を美しくする”ことに向き合い、サロン経営・人材育成・美容医療まで幅広く手がける。2007年にトータルビューティーサロン「ボーテ」を立ち上げ、2010年には感動を生み出せるセラピスト育成を目的に「ボーテ・ビューティーアカデミー」を開校。さらに2021年 美容医療との架け橋となる「ボーテスキンクリニック」を開院し、エステと医療の知見を融合させた独自の美容メソッドを確立。「心・体・肌を整えるホリスティック美容」「エステと医療の連携」「女性が自分らしく輝くための美の習慣」などを発信している。

    美容クリック×エステティック エステティシャンの活躍の場 「福田実加子さん」

    美容クリニックで働くエステティシャンの役割とクリニックとの連携 について

     当メディカルサロンは、美容クリニックにありがちな簡易施術ではなく、究極のリラクゼーション空間として、美容医療前後のお肌を整える専門サロンとして運営しています。

     美容医療好きの方は「エステは結果が出ない」という印象を持ちがちですが、当サロンは結果重視にこだわっています。美容医療の効果を高めるためには、お肌の土台作りが不可欠であり、その役割を担えるのがエステです。 

     エステは心地よさとマンツーマンの丁寧な会話時間が強みであり、美容医療では得られない信頼関係を築けます。当サロンにはスキンケア外来があり、正しい使い方の指導を行うことでリピート率も高く、化粧品販売にも自信があります。クリニックでは医師が診察を行い、必要に応じてエステをご紹介。エステでは予防や維持、医療ではエステの限界を超える悩みに対応するという相互連携を実現しています。

    美容クリニックとエステティックを融合しようと思った理由

     38歳のとき、私はエステの限界を痛感しました。特に「たるみ治療」はエステだけでは 難しく、真皮層や筋肉・骨格へのアプローチは医療でなければ不可能です。 深いいニキビ跡、瘢痕、シミ、たるみ、リフトアップ、ボリュームアップなど、本格的なエイジングに対応するため美容クリニックを立ち上げました。また、美容医療が身近になり始めたコロナ禍を機に、エステと医療の融合が必要だと判断し、併設を実現しました。

    美容医療と比較したエステティックの魅力

     両方を運営して感じたのは、今の時代こそエステの価値が高まっているということです。痛みやダウンタイムのある美容医療で疲れてしまった方には、エステの“整える力”が必要です。美肌づくりは美ボディづくりと同じで、土台作りが最重要。ピラティスで体を整えてから筋トレをするように、スキンケアとエステで肌を整えてから医療を行うことで、医療の効果が最大化します。

     医療はハイスペックな機械、エステは手と商材。機械スペックでは医療に敵いませんが 、「手から伝わる愛」という唯一無二の価値は、AI時代でも決して失われません。 エステティックは施術者の経験・技術・考え方・人間力そのものが表現される世界。この唯一性こそが、これからの時代にも残り続けるエステの魅力です。

    > 4.就労支援施設 × エステティック

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